先日、みかん農家さんからお聞きしたお話がすごく興味深かったのでご紹介させていただきます。

果物の中でも私はみかんが大好きなので、これからの時期がとても楽しみです。
毎年「今年のみかんは甘い」「今年はちょっと酸味が強い…」など、好き勝手に評価しているのですが、先日、みかん農家さんとお話をさせていただいた際に、『今年のみかんは甘い！』とお墨付きをいただき、今から待ち遠しい思いでいます。

みかんが甘くなる理由として、今年は梅雨が短く、夏はとても暑かったので味が凝縮されるためということが一つあるようですが、もう一つ、今年のような気候はみかんの木にとっても過酷でかなりのダメージがあり、ダメージが大きい分命を繋ごうとして甘く小粒のみかんを実らせるようです。鳥は甘いみかんを好んで食べるので、その甘く小粒のみかんを鳥に運んでもらい、そこで新たな命を芽生えさせようとするためだそうです。

ただ、甘いみかんが実るのはいいことなのですが、農家さんはその木を回復させるための努力が必要になってくるようで、私たちの見えない所で努力されているのが伝わってきます。

このお話をお聞きして、すごく興味深く印象に残りました。

今年はより一層、有り難く味わいながらみかんをいただきたいなと思います。

阪本税理士事務所　戎嶋