阪本税理士事務所

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2022年7月04日ブログ

決算書を読む ④ 流動と固定

決算書を見ている流動何々、固定何々とう文言が出てきます

流動資産
固定資産
流動負債
固定負債

その意味は、「1年以内に現金化されるかどうか」ということです

厳密には、現金化されないものもありますが、いつでも現金化することができると解釈してください

決算書を見るときには、この中でも特に流動資産が大事です

普通の会社なら流動資産の多くを現金または、現金同等物が占めるからです

いくら利益が出ていても、現金が無ければ会社は潰れます

なので流動資産の額や比率が大切になってきます

黒字倒産ということがありますが、それは流動資産の現金が底をつくことによって起こります

決算書の理想的な形としては

流動資産 大

固定資産 小

流動負債 小

固定負債 小

資  本 大

という形です

こうなれば、最強です

 

日本の上場企業で一番自己資本比率が高い 宝飾品小売りの株式会社ツツミは

流動資産 551億円(内現金388億円)

固定資産 128億円

流動負債  17億円

固定負債 0.7億円

資  本 660億円

無借金で最強の決算書となっています

 

更に詳しいことを知りたい方は、ご連絡ください

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